「妻は他人」
この言葉をあなたは
聞いたことがありますか?
人によってはなかなか
衝撃的な言葉に聞こえるでしょう。
僕もこの言葉を初めて聞いた時は
「えっ!?」っと、驚きました。
誰しもが、自分なりに
「理想の夫婦像」というものが
あったりすると思います。
具体的にイメージしている人もいれば
なんとなくフワッと理想の未来を
思い描いている人もいるでしょう。
夫婦の形は人それぞれですから、
もちろんそこに正解はありません。
カップル2人が両方とも納得できていれば
それでいいと思っています。
とはいえ、この
「妻は他人」
という言葉にはなかなか
感じるものがありました。
特に怒るとか悲しいとかではなく
ただただ衝撃だったんです。
確かに、言葉として
「なに言ってんねん!」とは
ならないんですよね。
「確かに言われてみればそうか」
という変に納得もしちゃいます。
ちなみに、この「妻は他人」
という言葉は、
さわぐちけいすけさんという
漫画家の作品のタイトルです。
その本がコチラ↓↓
ちなみに3部作出ております。
とっても面白くて勉強になったので
僕は3冊とも買っちゃいました(笑)
Twitterでも話題となった作品です。
なぜこの「妻は他人」という言葉が
生まれたのかと言うと、
これにはさわぐちさんのある考え方が
根底にあるんですね。
それが、さわぐちさんが語った
夫婦円満のたった1つの秘訣。
さわぐちさんは漫画の中で
こんなことをお話しています。
それが以下のこちらの文章です。
『夫婦円満の秘訣はめちゃくちゃ沢山
あるけれど、ひとつにまとめるなら
「妻は他人である。」
ということを絶対に忘れない。
これは友だち、恋人にも言えることだが、
「相手が妻(夫)だから○○を要求する権利が
ある」という考えは大変危険だ。
この心理が、ケンカの原因となってしまう。
「私(相手)は他人だ」を忘れないこと。
しかしこれは「他人行儀になれ」という
ことではない。
永く関わる特別な他人だからこそ礼節を
重んじ丁寧に接したいということです。』
という風に述べてました。
普通の他人ではない。
特別な他人だからこそ
礼節を重んじよう。
そう、夫婦とは特別な他人なのです。
どれだけ仲が良くても相手は
あなた自身ではなく、もともとは
赤の他人だったんです。
でも、それが友だち、恋人、夫婦と
なっていく過程で少しずつ赤の他人から
親しい関係になり、最終的には夫婦という
特別な他人になったんです。
特別で永く付き合っていくからこそ
お互いに礼節を重んじ、
相手の意思を尊重する思いやりを持とう
ということを、さわぐちさんは
言っているんですね。
※あくまでも僕個人の解釈を
含みますが。
これって恋人とか友だちとかでも
すごく大切な考え方だと
僕は思います。
普段仲良くしている恋人や友達も
赤の他人で、その人の生活があるのです。
なので、恋人や友達と
より仲を深めたいのであれば、
お互いの意志を尊重する思いやりの心で
接するように意識してみましょう。
この本はとっても参考になりますし
内容もすごく面白いので、
ぜひ一冊買ってみることをおススメします!
以上、ソラでした!